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+彩花+が観た・聞いた・感じたこと。
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さいきん「人のセックスを笑うな」で話題の井口奈己監督作品。

これ8mm版(2001年)とリメイクの35mm版(2004年)があるのねー。リメイク版しか知らなかった(^^;)今回観たのは35mm版のほう。

「なんてことないけれど大切な何か」をテーマに、日常を切りとったような情景で描く映画です。


ドキュメンタリーみたいな、日常的なのは前に失敗したことがあるから嫌いなんだけど、これは不思議と引き込まれてしまいました。

犬派のヨーコ(榎本加奈子)と猫派のスズ(藤田陽子)、ひょんなことから同じひとつ屋根の下に住むことになった2人。


好きな男をいつも幼なじみのスズにとられちゃうヨーコは、やきもちやいたり少し痛々しげなんだけど、なんだか愛らしくなっちゃうな。。。(∩´∀`*)


すごく微妙な感情も伝わってきたし、ちゃんとガールズ・ムービーしてるなぁ~って気がしました。

ストーリー云々よりは、光の使い方とかカメラワークがいい(^_^)
井口さん、結構好きかもだ。
評価:☆☆☆☆★星4つ。
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「笑って泣ける、いい家族映画を観ようぜ!」ということでやってみました。

第一回日米家族映画対決
・「酒井家のしあわせ」(日、2006、呉美保監督)
・「リトル・ミス・サンシャイン」(米、2006:ジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス監督)


カーン(ゴングの鳴る音)


まず「酒井家のしあわせ」
父、母、妹、ビミョーなお年頃の長男、どこにでもありそうな酒井家。しかしある日突然父親が「好きな男ができた」という理由で家を出て行って・・・。


出演者がスゴい。友近がお母さんでユースケ・サンタマリアがお父さんなんだよ!(*・□・)ノ

この家の14歳の長男を中心に話が展開されていくんですが、とにかく「こしょばい(くすぐったい)!!!(`□´)」って気分になった笑。同級生の女の子とビミョ~な関係になっちゃったり、親に反抗したり。どっかにいるよね、こんな中学生。


監督の持ち味なのかもしれないけど、描写がリアルすぎて軽快さに欠けた。見終わったあと、重い印象のほうが強かった(´・ε・`)

それにつけても、珍しくユースケ・サンタマリアが薄幸な男の役を演じきっているのは評価に値するとおもう。笑

評価;☆☆☆★★ 星みっつ。
可愛くて、ちょっと笑える、明るい映画を観よう!

・・・というわけで以下3作。かなり今更なものがそろってますが、そこは気にせず。

「ロッタちゃん はじめてのおつかい」 
「ロッタちゃん 赤いじてんしゃ」
「やわらか戦車」



まずロッタちゃん2作。

もーとにかくこの子は

かわゆし!!\(≧▽≦)/

もうね、超かわいくって仕方ない!こんなごうじょうっぱりで、わがままで、いっつもふくれっつらな子のどこがかわいいって・・・すべて♪

2作目の「赤いじてんしゃ」だと、その反抗心にさらに拍車がかかるので、若干イラッときます笑。まぁ自分がコレくらいの歳の子供持つようになればよくわかるかもしれませんが。

15年前の映画だなんて信じられないよー。まだ観てない人は観たほうがいいと思う!


そういえば、ロッタちゃん役グレタ・ハヴネショルドさんって私と同じくらいの歳なの。なんかヘンな感じがする~(>ー<)


つぎはやわらか戦車。よう●べで何遍か観てたんだけど、改めてちゃんと観たくなり。

たぶん観た人は、「やわらか戦車」の歌が耳から離れなくなるでしょう。個人的にいろんな場所がツボでした。

戦車ベビィの声が好きなんです(*´∀`*)タラちゃん並に「バブー!」しか言ってないけど。笑

DVDは30分しかないので、時間ない人でも平気だと思われます。


評価
「ロッタちゃん はじめてのおつかい」 ☆☆☆☆☆ 星5つ
「ロッタちゃん 赤いじてんしゃ」 ☆☆☆☆★ 星4.5つ
「やわらか戦車」 ☆☆☆☆☆ 星5つ
この前の「2週間」なんてメじゃない。

私はこの本を2年待った。

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「東京奇譚集」 著:村上春樹

なにかと縁に恵まれなかったのか。いろいろと言いたい事はあるんですが、どーでもいいので割愛。


テンポといい、独特の言い回しといい、村上春樹流であることには間違いはないんです。

・・・だけど、なんだかすごく「素直」や「ストレート」な印象を受けました。奇をてらった感じがない(失礼)・・というか毒気も教訓めいた言葉も、ない。

前作の「海辺のカフカ」と「アフターダーク」がかなりシュール志向に走ったぶん(これには賛否両論が巻き起こった)、路線を戻そうとしたのかしらん。まぁ私は好きだったけどね、この2作。

強いて言えば初期っぽいかもしれないです。でもワガママ言えば、もう少し物語に「引っかかり」が欲しかったな。

私の好きな話は「偶然の旅人」。
「カフカ」と「アフター」でガッカリした人は嫌いだと思うけど、書き下ろしの「品川猿」も好き。

星四つ。
☆☆☆☆★

結論。
村上春樹の小説の一言内容解説はアテにならない。

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「あかね空」
著:山本一力

ちなみに第126回直木賞受賞作品。
過去に直木賞作品を読んでハズレた経験があるので、あんまり当てにしてないw笑


上方(京都)から江戸へ下ってきた豆腐職人と、その子供たち2代にわたるお話。

家族の絆や夫婦愛、そこに生ける人たちの人情や心を小気味よいテンポで描いてます。


1章と2章に分かれてるんだけど、後半戦から家族内のドロドロした争いが中心になるので読んでてちょっと辛かった・・・。(´n`;)

好きだった登場人物が、ヒステリーなババァになり下がっていくのって結構イヤだ。苦笑


でも最後は、だれも悪者にならないで終わるから良かったな(*´∀`*)絡みに絡んだ糸が、やっとほどけた!という感じ。じつに見事な構成です☆


お互いの心が通い合えるって「奇跡」だなぁー・・・。

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性別:
女性
趣味:
映画鑑賞
自己紹介:
可愛いものとお花が好き。

詳しくはリンクの「前略プロフ」をご覧下さいませ。

【近況】
ファッションショー実行委員(モデルマネージャー)として活躍中。

【最近観た映画リスト(5段階評価)】
・ニライカナイからの手紙(7/24)…4
・月とチェリー(?)…4
・ファニーゲームU.S.A.(8/1)…?
・鈍獣(8/13)…3
・レスラー(8/25)…5
・ベルヴィルランデブー(8/26)…4
・キリクと魔女(9/?)…4
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