大人になれたら

今日は目黒まで行ってきました♪

きのうは学校のあと、御成門まで説明会に行って、映画「この自由な世界で」（２００７／英・イタリア・ドイツ・スペイン）を観て帰ってきた（・∀・）・・・意外とできちゃうもんだね笑。この映画のレポートはまたあとで書こう。


そうだな、今日は考えてることをつらつら書いてみようか。

なんか、いま自分のまわりには、自分の考え方を大いに変えてしまうような要素に満ち溢れてる。

ちょうど、その「要素」が自分のまわりをふよふよ発光しながら浮いていて、あと少しで心までとどいたら、爆発的な化学反応を起こして、大きくひとつのものに集束する・・・その一歩手前の状態みたいなかんじ。


いまから１週間半前くらいにデザイナーさんと面談して、ほとんどは自分の真っ黒な部分（？）だったけど、その口からボトッと出てきた塊を見ながら思ったことって、いまさらながら結構あった。

吐き出した後味の悪さって、なににも耐えがたいものだねぇ～。つくづくそう思ったわ笑
その自分の汚い部分だったり、隠したかった部分を他人に見られたことの恥ずかしさが、そーゆー気持ちを湧き起こすのかもしれないけど。


その話の中で、やっぱり自分のものだけ見せてもフェアじゃないので、デザイナーさんの腹の内も見せてもらったりした。

それから１週間半たって、そのときわからなかったことや、心にあんまり響かなかったことが少しづつ変化を起こしてきた。


ひとついますごく思ってるのは、「こんなんでも大人になれるんだな～」ってこと。
私のまわりにいる（知り合いの）大人って、高校のときバイトに精を出して学校にほとんど行かなかったとか、中学・高校からショットバーとかに入り浸ってビール一本で一日過ごしてた・・・っていうのがいる笑

いまは立派に自分のやりたいことを貫いている、本当に尊敬するべき方々だけど、ホントにそんなんでも大人になれちゃってる。

つい最近まで、そーゆー考え方をまったく受け入れられなかったのは、それだけ私が常にクソ真面目だったってことか。

そんな生き方を知ってたら、考え方を知ってたら、きっと人生変わってたと思う。変わらなくても、自分のなかの「選択肢」は増えてただろうね。

自分はどう転んでも、きっといつまでもどこまでも、クソだか超だかが付くほど真面目で、全速力で走って全速力でコースアウトする。おおざっぱだったり、テキトーな部分はあるにせよ。


こうやって振り返って思うのは、いままで、あまりに自分の前だけをまっすぐ爆走してきたなってこと。

ちっちゃい頃から、背が小さくていじめられたり、なにもかも人より上手くできたことがなくて、ましてやなにかで人に勝ったこともそれほどなくて、いつもなにかの後ろを追ってた。そのおかげで、ずいぶんとたくましい人間になれたこと、芯が強くなれたことは事実だけど。

そう考えると、「どうして２０年もこんな片意地張ったような生き方してきちゃったんだろう？」って気もする。そのせいで、聞き逃してしまったこと、見逃してしまったもの、だれかの思いに気付かずにきたことが、どれだけあるだろう？そう思うと、ものすごくもったいないね。

これも面談で話したことなんだけど、「欲しい！欲しい！」をくりかえしたって、いつまでも埋まらないんだよね。人間の欲望は底なしだから。それよりも、「だれかに分け与える」ってことのほうが意味があって、人から分け与えられたものの多さで、その人の器は決まるんだそう。

人生のほとんどを、「不足させずいかにいっぱいにするか」ばっかり考えてきた気がする。なんて空しいことに時間を費やしてきたんだか。


いままで、命投げ打ってもいいと思える人に出会ったことはあるけど、ちゃんとその人の心に寄り添うことができたか？って考えると、ものすごく微妙。

あまりに自分が（精神的に）一人で来てしまったことに愕然としたのは１９のときで、それから１年経って、いくつかの野望は達成されたけど、ちゃんとなにかを変えることができただろうか。

私は、貴方の思いに応えることができてるかな？
もっと、恐れることなく、目の前の人を愛することができたらいいな。