忍者ブログ
+彩花+が観た・聞いた・感じたこと。
[115]  [114]  [113]  [112]  [111]  [110]  [109]  [108]  [107]  [106]  [105
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

夏休みに入って映画観たり本読んだりしたのに、全然レビュー書いてないやー(-ω-o)

というわけで、本日は最近観たもののレビューを。

921e06cb.jpeg

「接吻」(2006/日本)108分
監督:万田邦敏
出演:小池栄子、豊川悦司、仲村トオル


あらすじ:孤独に生きてきたOL京子(小池栄子)が、一家惨殺犯としてTVに出ていた坂口(豊川悦司)をみて「自分達は同類だ」と確信し、一目で恋に落ちる。京子は関連する記事をあつめ、坂口について一心不乱に調べはじめる。そしてついに念願の面接を果たすときがやってくるのだが・・・。


先日、「この夏一番の映画だ!」とある人にすごくススメられて、一人で観にいきました(・∀・)

「おもしろい」というには不謹慎だ、とにかくスゴイ映画に出会ってしまったというのが正直な印象です。アンドなんだこの小池栄子は!!!


ジャンルに関しても色々な見方ができるとおもいますが、私は主人公京子の「恋物語」だとおもいます(・ー・)

坂口に会うまでは、目は「死んだ魚の目」に光が宿り始め、服も明るい色になってゆくんです。ここでもう京子が坂口に恋してしまっているのは明らか。仕事もやめ、すべてをこの恋に賭けようとします。


あと言ってしまえば、京子の気持ちがわからない人は、
①本気で恋をしたことがない
②自分のまわりにそーゆー人がいなかった
③男だから、女心がわからない

・・・の、どれかだとおもう。

「衝撃のラスト」とは銘打ってあったけど、ホントにいままでのシーン全部吹っ飛ぶくらいの衝撃があった。Σ(・□・)あとでその映画おもいかえしたとき、一番にそのシーンがでてくるもん笑


そして観客側に大きな疑問符と、深い衝撃のあとの余韻を残して終わっていく。


けっして気持ちの悪い余韻ではないけど、あたま鈍器で殴られたようなかんじで、観た後はしばらく他のこと考えられませんでした。


評価:★★★★★星5つ

おせじにもハッピーエンドでいい気分になれる話じゃないけど、この映画ほど記憶に残るような映画はないと思う。


あと破滅的なところがシンクロしたのか、おわったときに「あ、嶽本野ばらの小説(『ミシン』)に似てるな。」ってふと思ったりもしました。


そういえば京子が坂口に手紙書くシーン観ていて気付いたんだけど、小池栄子って「左利き」だったんですねー(・∀・)演技もホントすごかったけど、イロイロと天才肌的な面がかいま見えた気がする。

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
  <<   HOME   >>  
カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
プロフィール
HN:
+彩花+
性別:
女性
趣味:
映画鑑賞
自己紹介:
可愛いものとお花が好き。

詳しくはリンクの「前略プロフ」をご覧下さいませ。

【近況】
ファッションショー実行委員(モデルマネージャー)として活躍中。

【最近観た映画リスト(5段階評価)】
・ニライカナイからの手紙(7/24)…4
・月とチェリー(?)…4
・ファニーゲームU.S.A.(8/1)…?
・鈍獣(8/13)…3
・レスラー(8/25)…5
・ベルヴィルランデブー(8/26)…4
・キリクと魔女(9/?)…4
最新コメント
[09/03 +彩花+]
[09/03 黒崎]
[09/03 +彩花+]
[09/01 莉緒]
[09/01 むぅ]
アクセス解析
オフィーリアちゃん
+COUNTER+
忍者ブログ・[PR]